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細胞を活性化するモノ

たまに活性化しないモノ

東慶寺の駆け引き

北鎌倉が好きだ。

 

北鎌倉といえば駅前にそびえる円覚寺

(わたしの)北鎌倉ランキングでは常に1位を誇っていた。

しかし、ここ数年円覚寺を脅かす存在が。

 

そう、東慶寺である。

 

なぜ、東慶寺が急激に好きになったのか。

 

東慶寺facebookページを持っている。

目に入る機会が多いということは、親しみにつながる。

行こうかな、という気にもなる。

 

そうして実際に行ってみると

どの季節に行っても可憐な野の花が咲いている。

SNS時代にピッタリのフォトジェニックなお寺だ。

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山門を入ると、右に書院(非公開)、左に茶室(非公開)

その先に本堂があり、

その先右側に水月堂(非公開)、その先左に白蓮舎(非公開)。

 

どんだけ非公開?

そして心に決める。いつか入ってやると。

 

東慶寺は多数のイベントを開催している。

座禅会、写経会、月釜、体験茶道、体験香道、押し花、その他ワークショップ。

 

私はギャラリーで個展を開催しているアーティストのワークショップに参加し、

念願である非公開の建物の一つ「白蓮舎」に入ることができた。

 

東慶寺はお寺なのに、門前にギャラリーを持っている。

そこでは、オリジナルグッズなども販売されている。

 

つまり、情報発信を行い、客を呼び、来た客に不足感を覚えさせ、

客に能動的に行動させる(イベントに参加させる)ことで、ファン化する。

ギャラリーがあることで、コンテンツも多彩。

 

とてもマーケティング上手なお寺さんなのだ。

 

東慶寺は1285年に開創された駆け込み寺で

今年、大泉洋主演で公開された映画「駆込み女と駆出し男」の舞台でもある。

女性の側から離婚できなかった時代、

東慶寺に駆け込めば離縁できた女性救済のお寺。

 

映画は観ていないけれど、予告を見た感じでは駆け込みは命がけ。

駆け込みたい女、駆け込ませたくない男。

いろんな駆け引きの中で駆け込みは成立し、

東慶寺は駆け込んできた女性たちを守ってきたのだろう。

 

質実剛健円覚寺とは違い、

外の世界と駆け引きをしながら歴史を重ねてきた東慶寺

 

だから今でもこんなに駆け引き上手なのね。